昭和街道シリーズ最新刊「昭和街道5〜旧市街は誘う」Amazonにて発売開始!
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冬コミ(C97)新刊は「昭和街道 老練ビルヂング」昭和チック風景写真集の第3弾です

昭和街道の3作目ができました!
クリスマスとかかんけーねー。

表紙は、岡山市の繁華街にある店舗付き集合住宅の「岡ビル」です。1951年(昭和26年)にオープンしました。夕日に映える格子状の柱と赤い広告塔が美麗です。ちなみに、裏表紙は岡山県新見市にある中島ビルという建物です。表も裏も岡山です。あふれる郷土愛。

「10年後にはなくなっている風景」をテーマに、本シリーズを作っていますが、今回のテーマは、ずばり、

古いビル

です。

町歩きをしていると、なんだかすすけた古めかしいビルをよく見かけます。それで気になって、ポツポツ撮影していました。

今年のゴールデンウィーク、まさに平成から令和へと時代が変わるその時、僕は北九州市をあちこち歩き回り、昭和の雰囲気が漂う風景を探していました。今回歩いたのは、若松、戸畑、八幡、黒崎、折尾です。

そこで出会ったのが、たくさんの古いビルでした。やたらとビルを撮っているうちに、今回のテーマで1冊いっちゃろうと思った次第です。本作には、もちろん北九州だけでなく、北海道から長崎まで、各地で見つけたビルを掲載しています。

どれも素敵な古いビルですが、「ボロいビル」というのはちょっと失礼なので、「老練ビルヂング」と呼ばせていただきます。

本の中身はこんな感じです。

2013年に解体された富山県高岡市の高岡駅前ビルです。
撮影したのが2011年、ようやくご紹介することができました。

桐生市も今回紹介しています。
桐生市自体は、織物の町として古くからの歴史があり、近代化遺産が街中に点在しています。
それはさておき、昭和以降に形成されたと思われる繁華街には、何だか70年代チックというか、微妙に古い感じのデザインを持つビルが多数あります。

こっちは、北九州市の八幡で見つけた物件です。
八幡総合授産所、旧棟・本館です。

本作を作るまでちゃんと調べていなかったのですが、こちらの建物は、今年の夏に解体されたとのこと。撮影したのが5月だったから、偶然ですが、解体前に出会うことができました。
というか、ここって解体されたんでしょうか。
実は新聞記事で8月解体予定とあったので「解体された」と本作で書いちゃったんですが、確認していません。存続したという後追いの記事もないし。
ここらのニュースをご参考になさってください。

いつ、何のため?北九州に“謎のビル” 調査で浮かんだ数奇な歴史(西日本新聞 2019/7/9)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/525417/


「謎のビル」戦争に翻弄され 「鉄都」八幡で90年(西日本新聞 2019/8/15)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/535194/

今回の本は前作と同様、B5判、フルカラー32ページ、価格は500円です。
その他、既刊本の
「上海摩登 SHANGHAI MODERN」(2017年8月刊行)
「昭和街道 消える商店街」(2018年8月刊行)
「昭和街道 高密度建築群」(2018年12月刊行)
も用意しております。

12月31日(火)の大晦日、以下の場所におります。

コミックマーケット97
東京ビックサイト(有明)西2ホール
2019年12月31日(火)
4日目 西地区 ”あ” ブロック 62a

ちなみに4日目の配置図はこんな感じ。色がついているのはカメラ系かな。

そんなわけで1年ぶりの有明だ!みんな楽しもうぜ!
よろしくお願いいたします。

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