旧住友奔別炭鉱立坑・北海道三笠市
北海道三笠市 2002年9月訪問
撮影機材 Nikon F100, AF 24-85mm F2.8-4D, E100SW
冒頭の写真は施設の正面口です。 入り口に施設を紹介する立て看板があります。なお施設内は現在も工場として利用されているため、見学には許可が必要です。私が訪問した日は、日曜日だったので玄関近くの作業場で働いていたおじさんに声をかけ、見学を許可してもらいました。
![住友奔別炭鉱立坑櫓](https://sangyoisan.com/wp-content/uploads/2015/10/200209hon02_1.jpg)
昭和35年に建築された国内最大級の立坑櫓です。かつてはトタンで覆われていたようですが、現在ではこのように鉄骨が剥き出しになっています。
![立坑櫓の周辺は資材置き場になっている](https://sangyoisan.com/wp-content/uploads/2015/10/200209hon03_1.jpg)
立坑を少し引いた位置から撮った状態。周辺には道路や橋梁に使うようなコンクリートの資材がたくさん置かれていました。
![立坑を斜めから見た姿1](https://sangyoisan.com/wp-content/uploads/2015/10/200209hon04_1.jpg)
![立坑を斜めから見た姿2](https://sangyoisan.com/wp-content/uploads/2015/10/200209hon05_1.jpg)
自分が写っちゃってますが、改めてその巨大な施設に驚かされます。
![立坑ケージ入り口の裏側1](https://sangyoisan.com/wp-content/uploads/2015/10/200209hon06_1.jpg)
この奔別炭鉱は昭和46年に閉山されましたが、閉山直後の坑口密閉作業中にガス爆発事故が起こり犠牲者が出ました。以来、30年近くこのような状態で放置されています。
![立坑ケージ入り口の裏側2](https://sangyoisan.com/wp-content/uploads/2015/10/200209hon07_1.jpg)
ガス爆発事故の影響で、ケージの入り口付近はだいぶ損傷しています。
1/2に続く
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