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北海道2(金属鉱山・鉱山町ほか)

鴻之舞鉱山 紋別市 2003年10月訪問

オホーツク海に面する紋別市鴻之舞。大変遠いところですが、家族旅行ということで訪問しました。近くの川で鮭が遡上する姿を見ることもできました。テレビでは見たことあったけれど、現物を見るのは初めて。

住友マークの残る蔵。当時はこの中にいっぱい書類や雑誌類が詰まっていました。生々しい遺物にちょっと驚きました。いまはもうなくなっているかもしれないですね。

弟を人夫として使えたので、ここの撮影は楽でした。ひたすら三脚を持たせていました。上の写真は弟が撮ってくれた写真。

ちなみに、こちらも弟が撮ったショット。写真のフィルム風アレンジではなく、本当のフィルムです。当時はフジのプロビアかベルビア(100のほう)が好みでしたが、その後、次第にE100Sなどのバタくさい色味のコダックを好んで使うようになります。

ともあれ、下草が生い茂っていて、写真を撮っているのと、廃墟を撮っているのか、草むらを撮っているのか、よくわからなくなる時がありました。「ここは下草が雪に覆われる真冬に来なければならん」と思った次第です。実際、9年後の真冬に再訪しています。

イトムカ鉱山 北見市留辺蘂町 2003年10月訪問

水銀の鉱山として知られるイトムカ鉱山は、鉱山施設跡が現在も稼働中で、見学することはできませんでした(事前に連絡しておけば見学可能と聞いたことがあります)。上の写真は、鉱山施設の山側にあるもので、粉砕か選鉱に関わる施設跡かと思います。

大江然別鉱山 余市郡仁木町 2005年05月訪問

オンボロのパジェロミニで、新潟からフェリーで小樽に渡って、9泊10日という長大な北海道旅行をやりました。その初日に訪問したのが、この大江然別鉱山です。訪問した時の状況は訪問記に書いています。

国富鉱山 岩内郡共和町 2005年05月訪問

9泊10日の北海道旅行で、僕が選んだルートは道南制覇でした。普通だったら道東とか道北ですよね。でも僕はどうしても道南を攻めたかったのです。江戸後期から昭和初期にかけて、道南地方は北海道の中で最も栄えており、さまざまな歴史があるからです。ということで、小樽から徐々に南下しつつ、鉱山や炭鉱を訪問した際に立ち寄ったのが、この国富鉱山です。

上国鉱山・若葉小中学校跡 檜山郡上ノ国町 2005年05月訪問

9泊10日の北海道旅行において、ここが最大の目的地でした。かつてマンガンを採掘していた上国鉱山です。当鉱山跡はロケットペンシル型のサイロ(上の写真)が有名ですが、僕が最も心惹かれたのは、この若葉小中学校跡です。その後も、この学校のことが忘れられず、再度訪問しています。

かつての校庭から撮った若葉小中学校跡。校舎の周りは桜の木があり、校舎裏の1本だけが8分咲きでなんだか素敵でした。

2階の音楽室。教室の床が波打っていて危険な状態。

学校の正面玄関。かつての町の大通り沿いに面していた。

幌別鉱山 登別市 2005年05月訪問

明治期は金属鉱山として栄えたようですが、閉山直前までは硫黄の鉱山として名を馳せたようです。上の写真は銅精錬の施設だったようで、かなり古いものですね。残念ながら、この日は先を急いでいたため、幌別の探索はあまり出来ずじまいでした。

そのものずばり「鉱山町」とありますが、建物は数件のみ。とはいえ、この立て看板のあるおかげで、ここが鉱山だったことがわかり助かりました。

2-05幌別鉱山_3

30代前半の我が愛車。鉱山はさておき、とにかくダートを走ってみたかったんですよね。北海道ではさんざんダートを走ることができて大満足でした。ちなみにこの車、岡山ナンバーです。岡山ナンバーで北海道を走る、最高の自己満足(笑)でした。

美唄バイオセンター跡 美唄市 2008年09月訪問

赤平から歌志内、上砂川とオートバイでツーリング中に偶然見つけた物件です。僕は基本的に、炭鉱、鉱山、戦跡以外の廃墟は探索しないのですが、たまたま目に入り、インパクトが強すぎたので、思わず探索してしまいました。取り壊しの途中でストップがかかったのか、最上階だけ破壊された建物がとても恐ろしく感じます。

上国鉱山・若葉小中学校跡(2回目)檜山郡上ノ国町 2009年06月訪問

どうしてももう一度行きたくなって、再び訪問です。若葉小中学校跡の校舎は4年経っても健在でしたが、崩壊がかなり進んでいて、音楽室のあった2階に上がるのはかなりの困難でした。

音楽室自体はまだ無事。だけど外側の廊下はすべて抜けています。

大きな変化としては、木造の体育館の床が何者かに剥がされていたことです。これはショックでした。

上の写真は4年前(2005年5月)の体育館です。床板がありました。廃墟もいろいろです。

鴻之舞鉱山(2回目) 紋別市 2012年02月訪問

真冬の雪景で鴻之舞を撮りたい。そう思い、コミケ仲間のheitaro-2ndさんを巻き込んで訪問しました。

発電所跡の中で撮影する私。heitaro-2ndさんに撮ってもらった一枚。ご覧の通り、大変寒いので完全防備です。でも機材は意外と少ない。軽めにして動きやすくしています。

住宅跡をこんなふうに撮ってみたかったんです!雪が積もって下草が完全に埋まり、建物跡だけがしっかり浮き上がって見えます。おまけに訪問日は快晴で、犬のように雪の上を転げ回って撮影しました。いい旅だったなあ、またheitaro-2ndさんと共に冬の北海道を巡りたいなあ。

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