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僕は廃墟の中でも鉱山や鉱山町を見るのが好きです。炭鉱や硫黄鉱山など、日本には実に様々な鉱山がありましたが、その中でも特に興味深いのが金属鉱山です。
少々古い資料ですが、1926年に商工省が編纂した「本邦重要礦山要覧」には全国95カ所の金属鉱山が記載されています。しかし、2011年現在、国内で稼働している金属鉱山はわずか1カ所、鹿児島県の菱刈金山だけとなりました。
資源価格が高騰を続ける現在も、日本国内で金属鉱山が復活する兆しは見られません。なぜでしょうか。かつての鉱山町を訪れると、その理由の一端を知ることが出来ると思います。
本書では、新潟県の「佐渡金山」、岡山県の「竜山鉱山」(銅)、鳥取県の「若松鉱山」(クロム鉄)、栃木県の「足尾銅山」、秋田県の「尾去沢鉱山」(銅)を掲載しています。コラムとして、旧樺太・サハリン州に残る王子製紙落合工場跡の訪問記を収録しています。
ランズエンド04 金属鉱山の黄昏/旅写真セレクション
2009年12月30日刊行
価格:500円 B5判・20ページオールカラー
在庫あり
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