今年もこの時期がやってまいりました。
新刊も無事入稿しました。あとは印刷を待つだけ。
「昭和街道」シリーズの第6弾を刊行いたします。
テーマは「町の映画館」と「映画館のある町」です。ド直球なタイトルにしました。
表紙は岡山県笠岡市にある笠岡諸島・北木島の現存する映画館「光劇場」です。
「昭和街道」シリーズでは、すでに町の映画館をいくつかご紹介しております。僕が町歩きをする際は、道路元標、銀行、銭湯など、かつての町の中心部にあった目印や施設を探して歩くことが多いのですが、映画館も重要なスポットとしていつも探してまわっています。
建物が大きいこと、独特のフォルムを持つことなどから、町なかではなかなか目立つ存在なのですが、なぜだかメインの通りから一本入った脇道にあったりします。それに、どういうわけか、意外と今でも残っているんですよね。場所によっては、現役で営業中だったりします。
そんな映画館の姿と、映画館が残る町の様子を集めた写真集となっています。
愛媛県内子町にある旭館です。まんま大正時代の映画館の外観が残っています。
内子町は古い町並みが残っていて多くの観光客が訪れています。
本書では、ぱっと見で映画館だったとわかるところを多く掲載しましたが、こちらの浜田国際劇場は、訪問当時はまったくわかりませんでした。町歩きで偶然見つけたものです。一方、高崎電気館は今でも現役の映画館です。
後半は、僕の好きなアーケードをいくつかご紹介しています。日本中で商店街のアーケードを撮影していますが、今回はその中でもひときわ美しい、だけど哀愁漂うアーケードを紹介しています。
今回の本も前作と同様、B5判、フルカラー32ページ、価格は500円です。
また、1号から5号までの既刊も持っていきます。
冬コミ2日目、こちらの場所におります。
コミックマーケット105
東京ビックサイト(有明)東5ホール
2024年12月30日(月)
2日目 東地区 ”フ” ブロック 10b
配置図だとここです。
そんなわけで皆様、約束の地で再びお会いしましょう!
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